
あら、こんばんは。社会がオリンピック一色なときに、このオカルトブログにやって来るなんて、あなた・・・もしかして、今世紀最大の物好きね。
私の名前は未知子。未知なる子と書いて未知子よ。社会不適合者の有力候補の未知子よ!
さて、さっそく第1回《未知子ラジオ》を始めていくわよ。
それじゃあ、さっそく知り合いのYちゃんから投稿された、実話系こわ〜い話を読んでいくわよ。
題名『赤い着物の女の子が・・・』
それじゃ読んで逝くわね。ペンネーム『朝はいつも発狂してから起きる』さんからのお便り。
【は、はじめして。いつも未知子ラジオ楽しく聴いております。】
あら、嬉しいわ。いつも聴いてくれてありがとう。でもこれ第1怪目の放送よ。
【私は霊感と呼べるものはありません。ですが、小学生の頃、不思議な体験をしました。
夏休みのことです。私は山梨にある、母の実家に泊まりに行きました。
田舎で、とても楽しい一時を過ごしたのを覚えています。
そんな夜の出来事です。私は不思議な光景を目にしました。

私が書いた絵を見て下さい。
《居間》で私は寝ていました。
ふと寝返りをうち《いとこの部屋》をみました。そこは、いとこ達が寝ている部屋です。
するとベッドの上に何かがいました。
よくみると女の子が見えました。
さらに目を凝らすと、なんと赤い着物な女の子がベッドの上でぴょんぴょんと跳ねていました。
私は布団の中で息を潜め、やり過ごしたのを覚えています。
あとで聞いたら、その家のおばあちゃんもよく子供の霊を目撃しているそうです。
私がみた女の子はもしかしたら座敷童子だったのでしょか。
今でも、田舎に帰省すると思い出します。
終わり】
ふう。赤い女の子・・・むちゃくちゃ可愛いわね。ものすごく、胸がキュンキュンしたわ。
このコーナーは、実話の怖い話を紹介するのよね?
全然怖くなかったわよ。ひたすら胸キュンエピソードを読まされたけど、視聴者の方は大丈夫だったかしら?
私は大丈夫だけど、このコーナーにクレームきたらこのコーナー打ち切りよ。
ごほん、なんの話をしていたかしら、足の小指の爪が小さい所まで話したかしら?
それじゃ、話を戻すわよ。《緑風荘》ってご存知かしら。
岩手県にある座敷童子がでることで一世を風靡していた旅館よ。
わからなかったら、私の大親友、グ⚫︎グルに聞いてみてちょうだい。
でもここは焼けちゃったのよ。今は改修されたみたいなんだけど、座敷童子がいなくなっちゃったようなの。
座敷童子ちゃん、スマイル0円のやりすぎで疲れちゃったのかしら。
でも、この火事の時、不思議なことがあったそうよ。
子供の声で『火事だー』って聞こえたそうよ。その日に、子供は泊まってはいなかったみたいね。
Yさんが見たのは座敷童子だったのかしら?
赤い着物の女の子はもしかしたら小学生だったYと遊びたかったのかもしれないわね。
Yさん、次に遭遇したら、遊んでみたらどうかしら?
もしよかった私も遊びに誘ってくれると嬉しいわ。別にいやらしい気持ちはないのよ。
ただあれよ。あれが、あれで、あれなのよ。
あら、そろそろ《未知子ラジオ》放送終了時間みたいね。
リスナーの皆様、時間もまったりとお楽しみに。
