木原浩勝*1氏と中山市郎*2氏によって執筆され、1990年に扶桑社より発行された実話怪談本である。この100話収録無削除版の読了後、超常現象に遭遇する読者が続出したという噂*3があり、現在は絶版となっている。
本書のまえがきには「この記録を一晩で完読すれば、あなたは〝百物語〟を体験することになる。」と記されている。またあとがきによれば、執筆中に怪異現象が頻発していたという。ちなみに筆者は超常現象に遭遇しなかった。
*1:1960年生まれ。怪異蒐集家、作家。オカルト方面だけではなく幅広い方面で活躍している。ちなみに元スタジオジブリに所属していたため、『となりのトトロ』（1988）『魔女の宅急便』（1989）等の制作にも携わっていた。公式HP→木原浩勝オフィシャルサイト。twitterの公式アカウント:KiharaHirokatsu
*2:1959年生まれ。作家、怪異蒐集家、オカルト研究家。怪談や妖怪、古代史などに関する書籍多数。公式HP→中山市朗公式ホームページ（中山市朗事務所 オフィスイチロウ）。twitterの公式アカウント:@office ichirou
*3:2010年4月20日 、Amazonに投稿されたunko_maru氏のレビューによれば「百物語らしく、実際に百話収録されており。結果、様々な怪異が発生したため、以降の新装版では九十九話収録に改められた曰く付きの一冊です。」（原文ママ）とのこと。
